「競技志向」ではなく「コミュニケーション志向」
ルールが簡単でコミュニケーション重視のスポーツ!
パークゴルフは、芝でおおわれたコースで、クラブでボールを打ち、カップインするまでの打数を競い合いながら楽しく遊べるスポーツです。
誰もが、いつでも、どこでも、いつまでも出来るという特性があり、ルールもとても簡単です。初めての方でもすぐに取り組めるのがパークゴルフの最大の魅力です。
年齢や男女の差、経験の有無などに違いがあっても、プレーの結果はさほど変わりません。
競技性を志向するよりも、「コミュニケーション志向」を大事にしています。
同じスポーツを親・子・孫がいっしょにたのしんでいる──ありそうで実はなかった、家族で共有できること。思考や行動がどんどん細分化している時代だからこそ、多くの人々に受け入れられたのかもしれません。
パークゴルフはみんなが楽しめるように考え、技術よりもマナーやエチケットを優先したゲームです。
ルールはやさしく、最小限のことにとどめていますが、足りない部分はマナーやエチケットをきちんと守ると、おのずと補われてくるはずです。
プレー人口がふえ、一人ひとりのプレー回数もふえています。ほかの人が打つ姿勢に入いったときは、静かにしている、
カップの前に立ったり横切ったりしない、だらだらプレーをしないなどが守られると、ゲームは楽しいものになります。
前の組のプレーが終わっていないのにボールを打ったり、むやみに素振りをするなど、危険なことは慎みましょう。
コース周辺の樹木や芝生を大切にし、ゴミやタバコの吸殻を捨てたりせず、きれいな環境でプレーを楽しみましょう。
地域交流・教育・健康触診・土地の有効利用など
パークゴルフの多様な可能性に注目が集まっています!
子供からご年配の方まで誰もが楽しめる身近なスポーツとして、人気を集めるパークゴルフですが、意外なところでも評価されています!
学校内にパークゴルフコースがつくられ、親子や生徒と地域の人々のコミュニケーションの一つとしてパークゴルフを行っていたり、病院ではリハビリの一環として専用コースを作り、パークゴルフが役立てられています。
また、雑草が生い茂っているだけの広い土地をパークゴルフ場にして有効活用したり、地域の活性化や医療福祉分野への貢献など、パークゴルフの多様な可能性が、今注目を集めています。
空振りは何度でもOK!
初心者にやさしいパークゴルフ
各ホールの第1打だけは、ティアツプで(ティの上にボールを乗せて)打ちます。
ティアップするとボールの位置が高く楽に打て、クラブのスィートスポットにあたりやすくなります。また、芝生などを傷めずにすむので、必ずティアップして打ちます。
しかし、第一打目というともあり、慣れないうちは空振りをすることも…。
通常のゴルフでは空振りも1打としてカウントしますが、実はパークゴルフでは、空振りは打数に数えないのです!ティショットでの空振りは何度でもノーカウントだから、初心者でも気楽にはじめられます。
※ティショットでは、アドレスで球が動いても1打となりません。
ただし、2打目からは1打となります。空振りで(風圧等)動いた場合も1打となります。
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